Learning By Storytelling(LBS): Integrating the Four Skills by Activating 6th-Grader Emergent Literacy
2025年1月4日から7日にHilton Hawaiian Village内の複数のConference Centerで開催された第23回Hawaii International Conference On Education (HICE)にてワークショップを実施しました。
ワークショップは成蹊大学の小野尚美によるLBS指導法の理論的な背景についての説明から始まり、オリジナル絵本の作者であるノートルダム学院小のオーガスティン真智がオリジナル絵本 “Toro’s Story”の作成の経緯やその教材としての工夫について説明しました。
そして、田縁眞弓より“Toro’s Story”を題材にしたLBS指導法の4ステップの実践法の紹介を行いました。
参加者はLBS指導の特徴や、読み聞かせのポイントを聞いた上で、Toro’s Storyの絵本を実際に読み聞かせたり、場面の並べ替え・オリジナルのセリフ作り(Speech Bubble)などの活動も体験したりしながらLBS指導法について学んでいました。
続いて、吉本連より振り返りシートについての説明がありました。実際に5年生に行なった“Toro’s Story” の活動の振り返りシートを取り上げ、その目的や実際の児童の記述からどのようなことが読み取れるか、どのような点がLBS指導法の効果とつながるかについて説明しました。
様々な国の方にご参加いただき、私達の研究についてのフィードバックをいただくことができました。 この経験を生かし、2025年も更なる研究に努めて参ります。