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第2回ワークショップ 実施報告

LBS Workshop Report (Vol.2 in Nagoya)

9月28日(土)にウィンク愛知内 愛知県立大学サテライトキャンパスにて第2階ワークショップを開催いたしました。今回はJES愛知支部との共催ということで、愛知県立大学の池田周先生にもご登壇いただき、充実したワークショップとなりました。

今回のワークショップは成蹊大学の小野尚美よりLBS指導法の理論的な背景についてのお話から始まり、続いて、愛知県立大学の池田周先生より音韻認識についてのお話を頂きました。

休憩の後、LBS指導法の実践法・事例紹介のパートに入りました。田縁眞弓よりオリジナル教材”Takoyaki Boy”と”Toro’s Story”の絵本を使ったワークショップを行いました。LBS指導の特徴や、読み聞かせのポイントを学び、さらに参加者がペアを組んで、お互いにストーリーを読み聞かせる活動もあり、楽しく活発な時間となりました。

そして、ノートルダム学院小学校でのLBS指導法の事例紹介として、オーガスティン真智が高学年のLBS指導と音韻認識を組み合わせた活動について、吉本連が中学年のオリジナルページ作成の活動について、紹介しました。

参加者の回答いただいたアンケートでは全員から「非常に満足している」と回答いただいたほか、様々なフィードバックをいただきましたので、以下に一部をご紹介させていただきます。

『「読むこと」についての課題意識が現場で広まってきていると感じています。今回のような音韻認識を高める指導法を学べる機会をぜひまたいただけると幸いです。 貴重なワークショップをありがとうございました!』

「storyが持っている力を使って、指導をすれば、子ども達の英語を理解する力や表現する力が伸びると思った。」

「前回も参加させて頂いたが、Emergent Literacyという初期のリテラシーについて、小野先生や池田周先生のお話を通して、より深く理解することができた。特に、文字に繋げる、という部分に焦点を当てるというよりも、そのための感度を高めたり、レディネスを作っていくことに焦点を当てることが大事だということがとても興味深いなと感じました。」

「池田先生の音韻認識の指導法も大変勉強になりました。公立小学校現場で教えていて、読み書きの指導が軽視されていると感じています。今回ご発表いただいた内容を、自分の指導にも取り入れたいと思います。6年生を受け持ったとしても、音韻認識指導はNever too early, never too late. というお言葉が心強かったです。」

第3回ワークショップは東京での開催を予定しています。詳細が決まり次第、ホームページのお知らせにて告知いたします。ご興味のある方は是非、本研究会のメーリングリストにご登録ください。